人権旬間の取り組みの一つとして、
6年生は高齢者体験を行いました。
今回の疑似体験の内容は3つです。
①見え方
②聞こえ方
③体の動かし方
①見え方
特別なゴーグルをつけて教科書の文字を読んでみました。


普段ならはっきりわかるはずの色がちょっと違って見えたり、
小さな文字がはっきりと読めなかったりして、
「ん?○○って書いてある?」
と友だちに尋ねながら文字を読んでいました。
②聞こえ方
耳栓をして友だちと会話をしました。

子どもたちに感想を聞いたところ、
「何となくは聞こえるのだけれど、小さい声だとわからない」
とのことでした。
また、
「顔を見て話せると、口が動いているから
相手が話してるのが目でもわかるけれど、
マスクをしていたり、後ろから話しかけられると、
気づかないこともあった」
と言っていました。
③体の動かし方
今回は、手首と足首にそれぞれ重りを巻きつけ、
ひじとひざにはサポーターのような道具を、
手には手袋をつけました。



座ったり立ったりする動作、
階段を降りる、上がる動作、
小さな物をつかんだり、ページをめくったりする動作・・・
普段自分たちがやっていることを、
疑似体験セットをつけたままやってみると、
「あれ?うまくいかない」
「はあ疲れた」
「腰が痛いです」
という声が・・・
今日は時間の都合で体験だけで終わってしまったので、
これからまた、お年寄りの気持ちを考え、
お年寄の気持ちにより添った行動ができるように
学習を進めていきたいと思います。
誰にでも優しい気持ちで接することのできる、
そんな子になってほしいと思っています。