学校再開にあたって 令和2年6月9日(火)
おはようございます。
分散登校が続きましたが、長い休業が終わり、今日から全員登校です。
この前、全員が登校したのは、4月8日でした。久しぶりに顔を合わせた友達もいます。クラスの人数が多いと感じますが、これが2月までの日常でした。4月8日は桜の花が咲いていました。今は、トウモロコシの花が見られます。榛沢では、間もなく、トウモロコシの収穫のシーズンを迎えます。
仲間のよさやおもしろいところを感じながら、仲間を大切に思い、先生方といっしょに、「いい学級」「いい学年」を育てていきましょう。一人一人が、学級づくり、学年づくりに協力してください。
教室の前を見てください。渋沢栄一翁と榛沢松子さんの下、黄色の囲みの下に、この一年、皆さんに頑張ってもらいたいことを、合言葉「せかい」で3つを示しています。
始業式でも話しましたが、繰り返して説明します。
「せ」は清掃・清潔・整理・整頓です。
新型コロナウイルスを寄せ付けないためには、「新しい生活様式」が求められます。毎日の健康観察、咳エチケットを守ること、人との距離を保つこと、30秒程度をかけて手洗いをすることなどが大切です。きれいなハンカチやティッシュも必要です。これらのことは、清潔といったことにも通じます。
「せ」ではじまる、清掃・清潔・整理・整頓を一緒に心掛けましょう。
「か」は、感謝です。休業期間、担任の先生は、学習プリントを皆さんへ届けたり、動画配信したりと頑張りました。皆さんへ「大丈夫だよ。」「ちょっとずつでも前に進もう。」とのメッセージを送り続けてくれていました。先生の優しさが伝わってきます。担任の先生に「ありがとう」といってくれたお友達、ありがとう。今、もう一度、担任の先生に「ありがとう」と言葉で伝えたいと思います。5秒とりますので、一人一人が、先生へ「ありがとう」を言葉で届けてみてください。今です。はい、どうぞ。
「ありがとう」はまわりにいっぱいあります。それを見つけられることが大事です。
一年間で「ありがとう」を一万回言うことを目標にしてください。
「い」はいのちです。
皆さんには、自分の夢をかなえたり、夢に近づいたり、叶わなくても、夢に近づくための努力をして、自分を伸ばしてもらいたいと思います。
夢は叶わないこともありますが、挑戦してみないとわかりません。
そして、自分の夢を叶えるには、命がなくては始まりません。
皆さん全員に、長生きして欲しいと思います。人生は悪いことばかりは続きません。
そして、「せかい」は、自分自身を広げるためのおまじないでもあります。
新型コロナウイルスは、予防をきちんと行えば大丈夫です。
残念なことは、今年は多くの行事が中止となってしまうことです。
ですが、担任の先生を中心に、忘れられない1年を作り上げていくチャンスの年とも言えます。榛沢小全員で、よい学校を作っていきましょう。
これで、校長先生のお話を終わりにします。